1974-05-21 第72回国会 衆議院 商工委員会 第37号
○中曽根国務大臣 日本でも永井逓相のもとに電力国家管理をやった歴史がございます。あれは戦時経済ということで強行したわけでございますが、その前でも、明治制下、国民国家のいわゆる絶対制と申しますか、そういうものが成立する過程におきましては、国民的統一というような関係から鉄道が国有化されたり、あるいはいまの郵政事業等々、みんな出てきたわけでございます。
○中曽根国務大臣 日本でも永井逓相のもとに電力国家管理をやった歴史がございます。あれは戦時経済ということで強行したわけでございますが、その前でも、明治制下、国民国家のいわゆる絶対制と申しますか、そういうものが成立する過程におきましては、国民的統一というような関係から鉄道が国有化されたり、あるいはいまの郵政事業等々、みんな出てきたわけでございます。
そうして我々はその議会は終つたのでありますが、それから逓信省がいよいよ問題を起し、我々は逓相官邸に数十回行きました。どうしたらいいか。そこで私もここで言うております。地方公共団体の歳入を補填するにしたところが、私立の会社と公営団体とのものを合致するとぎに、收入を殖やそうと思えば水増しをしなければならない。評価のいわゆる水増しをすれば私立会社のほうが反対するであろうし、その点はどうなさるのか。
前を略しまして要点のみを申上げまするが、福田委員「逓信大臣ハ豫テ御話ニナリマシタ、公共団体ノ運営ニ係ルモノニ付テハ、財源ヲ失ハヌヤウ愼重ニヤル積リデゴザイマスト云フコトヲ御発表ニナツタコトヲ記憶致シテ居ルノデゴザイマスガ、サウ云フヤウナ公共団体ノ財源ヲ失ハヌヤウニ愼重ニ考慮スルト云フ御言葉ノ中ニハ、ドノ程度ノ意味ガ含ンデ居リマスカ、」、それに対する村田逓相の答弁でございまするが、「公営ノ電気事業ヲ吸收致
○稻垣国務大臣 これは当時の逓相永井氏が、豊富にして低廉な電気ということを言われました。その考え方には、やはりどうしてもああいつた形態のものでは、電源開発その他についての熱心さが足らなくなると私は考えておるのであります。私はそういう意味において、この際やはり日発といいますか、電気事業は再編成さるべきものだと思つております。
○尾形政府委員 ただいまのお話は、大分江崎さん御自身の御意見もあるようでありますし、小澤大臣は田邊元逓相の葬式に参列して見えませんので、これは次会に讓つていただきたいと思います。
しかるにもかかわらず、本日の読賣新聞によりますれば、「降旗逓相宅きよう捜索か」という三段抜きの大見出しで、「逓信大臣、民自党代議士降旗徳弥氏が、九州の業者から多額の反対工作費を受領していた容疑が濃くなつたため、十七日澁谷の逓信大臣官邸ならびに目白の私邸の家宅捜索を断行する模様である」と報しているのであります。
それからここで一つ——私この前の通信委員会には出ておりませんが、冨吉逓相は現在の講習所全部の施設を利用したい。現在日本に三十二箇所ありますが、全部の逓信講習所を利用したい。こういうふうに御答弁があつたように聞いております。しかしながら逓相の意図と反しまして、下級官僚は大体これを現場訓練でやりたい……。
にもかかわらず、かような観点からかつて南逓相以來、特別会計と同時に独立採集制ということが提唱されて、それが実現できたのは仕合せではないかというような皮相な見解で説明があつた方々の御意見も聴いたのでありますが、これはまつたくわか逓信特別会計の内容を知らさる者の言であると思うのであります。
これを一昨日の三木逓相の答弁にも関連して考えてみますと、三木逓相は、郵便料金の値上げ、もちろんそれに絡んで旅客運賃の値上げも関連すると思いますが、そういう政府の公企業料金の値上げという事柄は、今日の改訂物價のわく内である。であるから、別にそれは問題ではない。むしろまだ低きに失すると言わんばかりの答弁であつたのであります。なるほど算術的に申しますると、そういうことが言えると思います。
昨年私が三木逓相に聽いた際には、実は予算面の人員と実働の人員では、実働の人員の方が大体二割くらい減つておるから、自然退職を見込んでいけば、現実に働いておる人を積極的に整理しなくても、大体政府の考えている二割くらいの人員の減少ということは、もう現に行われているのだから、積極的に首を切る意思はないということを、昨年の暮たしか言明されたと思いますが、その後何か情勢の變化があつて、積極的に今働いている人を將來首切
そういう点から言つて、もう少しはつきり三木逓相は昨年の暮に私の聽かしてくれた意見と違つて、一体積極的に働いている者も首切るのかどうか。これをもう少し具体的に説明願えるなら御説明願いたいと思います。
○成田委員 ただいま三木逓相から通信料金値上げを約二倍程度近く行いたいという御説明がごさいました。また二十七日の閣議でございましたか、新聞紙上の報ずるところによりますと、二月十五日から実施をするというような閣議決定であつたらしくでございますが、もうすでにあと二日をすれば二月になる次第であります。
○林(百)委員 三木逓相の御囘答のうちで、逓信事業から四十三億の赤字が出ている。これが逓信從業員の生活の問題や、あるいは郵便料金の問題に非常に影響してくるのでありますが、これはまた後刻あらためて逓信事業の獨立採算制の問題について御質問をしたいと思います。大體私たちの調査によりますと、戦爭中十二億五千萬圓ほどの金が常に逓信事業の方から一般會計の方に貢がれていると思うのです。
○林(百)委員 そうすると、從來官側の意見として、とにかくこの年末にあたつて官公の勞働者—三木逓相としては逓信從業員であります。逓信從業員を中心とし、この問題をきつかけとして、政府は官公勞働者に對してある一定の金を支拂うと言つておるのでありますが、その金の性質については私としては三つの問題が考えられるのであります。
○林(百)委員 この前これは私的に三木逓相にお願いして話をしてあつたので、私は問題がないと思つておつたのでありますが、本日の逓相の話によると、逓相の考えは變つたように思われるのであります。一つは逓信從業員の俸給のベースと、民間企業の俸給のベースとの間には相當の開きがある。少くとも本年七月以降には相當の開きがあると認められる。
そういう点むしろ今までの政府のやり方でもありますが、そういう点において労働者の立場からもつと親心でこれに接して行くということが重要段階ではあるまいかと思うのでありますが、この二点について、もう少し逓相の意見を聞きたいと思います。
○林百郎君 本部幹部の指令なくして地方組合員の行う爭議が、なぜ三木逓相の言われるように悪質であるかという點が了解しにくいのであります。それから全官公勞働者というものは、官業勞働者で責任は重大である、それがゆえに勞調法によつても爭議行為にはいる前提として三十日間の期間が特別に設けてある。
最近はようやく三木逓相が解決したようでありますが、半ドンである。(笑声)かくのごときは、まことに子供くさくて、議場においても話にもならぬようなことをやつておるのである。(笑声)いわゆる十一年の閣令なるものをもつてこれに対抗して、閣議でこれを決定した。古くさいやつで——そうして逓信省その他において、勝手に指令を出してストを決行いたしたのであります。半ドンを決行いたしておるのであります。